絵付け体験で世界に一つの人形づくり@埼玉伝統工芸館

青とオレンジを上手に使って、元気な鯉のぼりを作ったボクは、小学1年生。

七色のカラフル鯉のぼりを作られたお母さんも。

5月2日〜4日まで、埼玉伝統工芸館(小川町)で、人形の絵付け体験を開いています。

石膏製の白生地の人形に、思い思いの色で絵付けして、オリジナルの一品を作ることができます。(値段は500円〜 :鯉のぼり、招き猫、市松人形、雛人形など色々な人形があります。絵の具・絵皿・筆も自由に使えます)

2日は親子連れのお客様が何家族もお見えになりました。小学校時代から、このイベントに参加してくれているお顔なじみの女性は、なんともうお子さん連れで足を運んでくれました。(ということは、私たち夫婦も、もう20年もここで絵付け体験を開かせていただいているということ...)

お子さんが楽しそうに色を塗っている姿を見て、「私も!」と参加される親御さんもおられます。とても微笑ましい姿です。

お父さんとお嬢さんで、仲良く絵付けして作った鯉のぼり。
明日(5月4日)午後3時まで受け付けておりますので、小川周辺にお出での際は、ぜひお立ち寄りください。



   「これはいい人形だ」 と 気に入ってもらえる

(かしら)づくりを胸に、

      日々人形に向き合う

 

Traditionl Japanese Hina-Dolls


 

 おひな様や人形を愛するみなさまへ 

的場人形工房/頭師(かしら し) 的場 健祥(けんしょう)

「雛の町」埼玉県鴻巣市で、ひな人形の頭師をしております。代々頭師の家に生まれ、私で4代目になります。
 みなさんは、ひな人形や節句人形が分業で作られているのをご存知でしょうか。華やかな衣装、繊細な手、そして、うすべらかしなどの髪型を結った頭など、実はそれぞれが別々の職人によって作られ、最後に組み合わされて一体の人形になっているのです。私は、その頭(顔)をつくる職人です。

              
 我が家は、先代が私が中学生の時に他界したため、私は学校を卒業すると同時に県内の人形店に住み込みで弟子入りし、五年の修行を積みました。その後、鴻巣に戻り、以来60余年を頭づくりに邁進してきました。
 振り返るとずい分長い年月にも感じますが、この道は奥が深く、今になっても「もっと良い表情の頭ができるのでは」また、「お客様に気に入っていただける頭とは...」と、探求心の失せることがありません。

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 制作した頭は、その後、一体の人形として完成することが決まっているため一般にお分けすることはできませんが、この20年ほど研究や試作を繰り返し、今はオリジナルの「木目込み人形」や「絵付け人形」も制作しています。自分で・自分だけのおひな様を作ってみたいという方向けに絵付け用の素材(白い生地)もご用意し、絵付け体験教室なども開いております。

 そんな中でも〈テディベアの夫婦びな(木目込み)〉は、近年の作品です。

▲テディベアひな写真協力:伊藤加代子

 また、お家で大事にしてきたおひな様が壊れてしまった、などのお声にお応えし、人形の修理も承っています。
 現在は夫婦二人で工房を営んでおりますが、その様々をご覧いただき、みなさまのお気に留めていただければ幸いです。



〒365-0037 埼玉県鴻巣市人形1-2-137
Tel & Fax 048-541-2327